2009年8月18日火曜日

KLXのタイヤ、オイル交換

今日は久々の一人休みです。家族を気にせずのんびりと自分のやりたいことをやろうかと思い、日頃時間が取れないのでバイクのメンテを行いました。

 
まずはタイヤ交換です。リアのタイヤがかなり減っているので今回はリアタイヤのみ交換します。まずは27mmのレンチを使いナットを緩めます。それからジャッキアップしてリアシャフトを引っこ抜きます。そうするとスッキリとタイヤが外れます。外した時にタイヤカラーも外れてしまいますので右左間違えないようにしましょう。

 
スイングアーム周辺はかなり汚れています。洗おうかと思いましたが外も暑いしめんどくさいし、ザッとパーツクリーナーで周辺だけきれいにしました。右は外したリアタイヤです。スプロケットやブレーキローターを傷つけないように下に柔らかいものを敷きましょう。今回は適当に新聞紙を敷きましたがあまりおすすめはできません。
 
いよいよタイヤ交換です。空気を抜いてタイヤを踏みつけビードを落とします。リムを傷つけないようにリムプロテクターを着けると傷がつきにくいです。そしてタイやレバーを突っ込んでリムからタイヤを外していきます。久しぶりにタイヤ交換をしたので少し時間がかかってしまいましたが慣れてしまえばそれほど難しくはありません。片方のビードが外れたら反対側も外していきます。
 
新品のタイヤと外したタイヤです。私の場合、通勤と時々林道で使用するくらいですが4千キロから5千キロくらいで溝がこれだけ無くなってしまいます。タイヤはDUNLOPのD605です。アスファルトと林道にと程よく使えるタイヤです。右の写真は組み上げたものです。組み上げは外すのと逆の順で組んでいきます。チューブタイヤなのでチューブを入れる時に少しコツがいりますが慣れてしまえばたいしたことはないです。外したついでにリムの確認とせっかくなので少しきれいにしてみました。スポークはさびと汚れで汚いままです。ベアリングのガタもないようなのでそのまま使用します。

シャフトをパーツクリーナーできれいにしてグリスアップして組んでいきます。チェーンの張りを調整してナットを締めて完成です。

その後はオイルとエレメントの交換を行いました。まずドレンを緩めてオイルを抜きます。車体を揺らしてできるだけ古いオイルを抜きました。またエレメントは反対側にあります。そちらもカバーを外してエレメントを外します。

オイルはこれを使いました。もう少しグレードの高いものを使いたかったのですがお金がなくこれにしました。右にあるのがエレメントです。

こちらは左が新品のエレメント。右が取り外したエレメントです。だいぶ汚れていますね。6千キロほど使用した状態です。エレメントを車体側に取り付けるにはコツがいります。写真を撮ったのですがあやまって消してしまったので言葉で説明します。車体とエレメントの間にはスプリングがあります。車体を起こしたままエレメントを取り付けるとどうしてもスプリングが固定されず落ちてしまいます。車体を倒してつければ簡単なのですが傷がついたりとして嫌ですよね。その場合はスプリングに微量のグリスをつけて貼り付けてからエレメントを押しつけます。そうすると簡単に装着できます。でもあまりグリスをつけすぎるとグリスでクラッチが滑ったりとすることもあるのであまりおすすめはできませんので自己責任でお願いします。その後はオイルを適量入れて窓からオイル量を確認します。また私の場合、数年前にオイルドレンの車体側をボルトで強く締め付けすぎてなめてしまったことがあります。ヘリサート加工をしてどうにか使えるようになりました。それでも時々オイルが漏れていたので液体ガスケットをつけて締め付けています。それからはオイル漏れもなくなりました。トルク管理をしっかりとした方がよいです。
近くで軽く慣らし運転をしてタイヤの取り付け確認とオイルの確認をしました。特に問題なさそうなので今日は終了です。暑かったので汗をいっぱいかいてしまいました。総走行距離は32754km。まだまだ元気です。

2 件のコメント:

  1. スプリングにグリス参考になりました。

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  2. 匿名さん、参考にしていただいてありがとうございます。私は素人ですが自分で色々やることでKLXには勉強させていただいています。10年も一緒に乗っていますがまだまだ頑張っていただく予定です。
    最近は手をかけてあげられていませんが…。
    匿名さんも大事にバイク、乗ってあげて下さいね。

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