2017年8月27日日曜日

オピネルナイフNO9 加工

 先日購入したオピネルのNO9のナイフですが、やはり刃の出し入れがしぶく、出しづらいのと、また刃の部分も錆が出ているので今回はバラして加工してみたいとも思います。
これはカーボンスチールのナイフで黒錆加工しております。しかしピンが抜けない。
 
 ピンは以前に何度か挑戦しましたが抜けませんでした。柄の部分の字が書いてある反対がから打ち込んだり、ピンのでっぱりも削ってみましたが全く抜ける気配なし。
なので今日は柄の字が書いてある側の部分を削ってから反対側に打ちだしてみたら、なんてことでしょう、あっさりとピンが抜けました。
ネットでも字の裏側だったり字の側だったり様々なことが書いてありました。
 左側のがノーマルのピンです。上側が柄の部分の字が書いてある側です。上に向かってテーパー状に細くなっているようです。そしてかしめてあるのかな。これでは反対側から打ち込んでも抜けないわけです。それとこれはおそらく2.5mmほどのピンかと思います。
 
 そして近くのホームセンターで新たなピンを買ってきました。
真ん中のものがテーパー状のピン。右の物が平行ピンです。いずれも3mm×20mmの物。
若干一回り大きいことがわかるかと思います。今回は平行ピンを使うことにします。
 
 ということで写真は撮り忘れましたが、3mmのドリルで柄の部分の穴を広げ、刃の部分も3mmのドリルで穴を広げました。
 ちょっと強度が増すかな?
 あとは、刃の出し入れがスムーズになるようにヤスリで柄の間を削って少し広げました。
柄の部分は油にしばらく付けます。前回付けたので気持ち程度…。
 刃を研ぐにあたり、砥石では1000番までのものしか家にありません。なので仕上げ用に一工夫したいと思います。セーム革購入。適当にあった木片にセーム革を被せ裏側をホッチキスで固定します。
 一度、黒錆も落としたいのでこんなの買ってみました。
 砥石でザッと研いだあとは、セーム革にコンパウンドを付けて磨いていきます。途中でめんどくさくなりある程度きれいになったところで やめました。
 紅茶と酢を入れた物に刃をドボン!!一応、脱脂はしてますがそれも適当。
 ちょっとあげて様子見。黒錆がまだらですね…。研ぎも脱脂も中途半端…。
 拭き取るとこんな感じ。やっぱりまだら。まあいいや。 
 そして組み立てていきます。新しく購入した3mmのピンをいれていきます。丁度しっくり入る感じ。プライヤーでぎゅっとやるといい感じに入りました。長さは20mmなので少し出っ張ってしまうので適当に少し出っ張りが残るように削っていきます。でっぱりを少し残さないとこの上のカバーが役に立ちません。
 最後に金属のカバーを付ければ完成。柄の出し入れも以前よりスムーズ。ガタガタもしていません。ピンも平行ピンを使ったので、次回の分解もしやすいかと思います。
 ネットではピンの外し方がいろいろと載っていますが、ものによって少し違うのかな?ピンもホームセンターで平行ピンを買ってくれば問題ないと思います。
 自分の道具を手入れするって楽しいですね。
 
#オピネル #オピネルNO9 #ナイフ #アウトドア #キャンプ



2 件のコメント:

  1. 3mmのピンはどこで売ってるのですか?

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  2. 匿名さんこんばんは
    返信遅くなりすみません。
    大きめのホームセンターならあるかと思いますが、私は「ジョ〇フル〇田」さんで購入しました。平行ピンと店員さんに聞いてみると良いかもしれません。

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